Endo Tech Blog

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「2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 」を読んだ

 

 

この本の全文がNoteで公開されています。

 

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1章が読み終わった所で「これは手元においてじっくり読んだほうがいい」と思い、購入しました。金曜日の朝から徐々に読み始めましたが、瀧本さんの語りが熱狂的に面白く、1日で読み終わってしまいました。

 

読み終わった後、講義には参加してないはずが、まるで講義を受講した学生のように感覚に陥りました。...という軽いコメントを書くよりも、本の中で書いてあるよに具体的に行動を起こすのが良いですし、そうしないと何も進まないのはその通りだと同います。

 

この本を読んでいて印象的な話が2つあります。

  • (1)最重要の学問は「言葉」である
  • (2)交渉は情報戦

(1)に関してはロジックとレトリックスの文脈の流れから、究極的にはアメリカ合衆国の大統領になれるほどの力が言葉にある例えを紹介し、とにかく言葉の力について語られています。

(2)の交渉に関しては、論理的に正しく導く力が交渉では求められる。したがって交渉するには相手の話を聞いて情報を整理する能力も同時に求めている事が語られています。

 

印象的に思った理由としては直近で、仕事の実績を書く為に言葉と向き合う時期があったのですが、(1)で述べれている「ロジックとレトリックス」というのは、自分の実績を伝える為の重要な要因だと感じました。

 

(2)に関してはこれも仕事に関わってくるのですが、あるタスクを依頼されたときに、情報を整理した上で提案(交渉)する際に、この能力が必要になるなと読み取りました。

 

ちょっと個人的すぎる捉え方をしたのですが、この本はそういった実践向けビジネス本ではなく、「これからの日本をどう変えるのか?それは君たちの若者にかかっている!」と大きな枠組みで語られています。

 

自分はすでに学生ではないし、若者の部類には入らないと思いますが、この本を読んでちゃんと政治について学ぼうという思いは強く芽生えたと思います。

 

恥ずかしながらこれまで政治の事については関心がなかったのですが、都知事選も近い事があり、ちゃんと立候補者がどんな施策を考えているのかについて調べてみようと思いました。

 

だいぶ散らかった文章になりましたが、「2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 」おすすめです。それとこの本で紹介されている思考の整理学も良い本なので機会があればこちらも読んでみてください。

 

おわり

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)