いつものKPT振り返りをやる。
悩んだらKPTである。
P1 2次審査KPT振り返り
K
- 時間通りに発表が終える事ができた。
- ストーリを付けてプレゼンする事ができた。
- 資料に図を使ってわかりやすく説明するようにした。
- 5分のプレゼン時間の間にサービスの魅力については時間をかけて説明する事ができた。
P
- 数字での説明が足りなかった。
- 市場の売上、ユーザの数、サービスリリース後の売上など説明が足りなかった。
- 審査員からの売上に関する問題を指摘されて、普通に「いや、これ売上どうしたらいいでしょうね」と自分でも同意してしまったし、実際その問題を有耶無耶にしてプレゼンしてしまった。
- 調査不足、特に数字。
T
- 数字に強くなる。
- 具体的には、市場の数と売上の見込み、この数は絶対にスライドに含めた方がいい。でなければ、本当に頭に中にある理想を喋ってるだけなので、現実感が沸かない。
- 実現が可能であるという根拠を入れる。
- それを会社でやる根拠を入れる。
以上。
どうでもよくない余談
弊社GMOペパボではP1というイベントが年に一回行われる。
P1とはどういうものかというと所謂、新規サービスや企画を考案する為のアイディアプレゼンを行うグランプリである。
1次審査が書類選考、2次審査がプレゼン選考、それが終わると最後に最終発表があって、大きなホールを借りてそこで社員に向けてプレゼンを行う。
『P-1グランプリ』とは、いろいろなアイディアをプレゼンするイベントで、サービスや企画などを誰でも発表することができます
ペパボ流アイディアを生み出すシンプルな仕組み | ペパボ社長ブログ
このP1に自分も応募した。
P1獲りたいので、週末は1人合宿やります。
— えんどぅー (@Fendo181) June 28, 2018
この時点でなんとなく、ぼんやりとアイディアがあって、そのWebサービスを形付ける為の機能などを思い浮かんでいた。だけど、肝心のビジネスについては全然わからず、利益とか数字について自分は弱いなぁと考えていた。
なので会社の本棚にあったこの本を読んでちょっとだけ、ビジネスモデルってやつを勉強した。
- 作者: アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,小山龍介
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 大型本
- 購入: 29人 クリック: 473回
- この商品を含むブログ (68件) を見る
内容は図があって良かったが、正直一度読んでも全然頭に入ってこなかった。
なので次は読んだことをアウトプットしてみた。
そうなると、少しは「利益」とか「リソース」とか「チャンネル」とか、そういう物がわかってきた風になってきた。
それで、どういうビジネスモデルが僕が考えたWebサービスに合うのかを考慮しながらスライドを作成した。スライドを作りながら「本当にこれは売れるのか?」とか、「これなくても、他の〇〇のサービスがあるから、必要ないだろ」とか、「エレベータピッチってなんだよ、なんでエレベータでピッチするんだ」みたいに何度も自分で自分を責め続けながら、スライドを作成してた。
P1 doneした。
— えんどぅー (@Fendo181) July 9, 2018
最後は疲れすぎて意味のわからない罵声が聞こえてきたけど、右頬を叩いてメール送信した。
で出したら書類選考が通って、2次審査に進めるようになった。
2次審査になると今度はメンターが付いてきて、その方と一緒にどうやったら良くなるのか?とか、どうやったらユーザを獲得できるのか?を考えながら事業を考案していく事になった。
僕はこれが凄く楽しかった。
何故なら、普段はエンジニアをやっているので、どうしてもビジネスよりも、仕組みや機能に頭が先に動いてしまう。でも、ちゃんと事業を考えていく為には多くのユーザに使って頂けないと継続ができず、サービスが終了されてしまう。
だから、どの層のユーザに響くものを作るべきか?という視点と、どのようにしてマネタイズするか?を考えるのがサービスを作っていくで大事なんだと、当たり前な事を学んだ。
その視点を取り入れてスライドを作って発表をした。
だが結果は落ちてしまった。
理由はProblemに入れたけど、数字を入れてなかったのが大きいんじゃないかなと思った。
結局の所、「ユーザファースト」とか「ユーザに響く価値」とか、曖昧な言葉を使っては自分はさも、ユーザを分かっているような素振りをしていて、本当のユーザファーストならば、ちゃんと実績がなければならないんだと実感した。
本当のユーザが欲しいものを考える為には、なぜその人がそのサービスを欲しているのかの根拠が必要になる。今回僕が考えたサービスは僕が、今、一番欲しいサービスだった。
対象ユーザは僕しか考えてなく、そこには数字や実績も何も考慮してなかった。
なので、ちゃんと来年考えるときはもう少し視点を広げて、周りの人も欲しいと思われるサービスを考えて応募しようと思います
そんな感じです!
でも
やっぱり
悔しい
ん〜〜〜悔しい!
悔しいなぁ〜!!
....という気持ちになったのでエンディングはこの一曲を流してオチにしようと思います。それでは聴いて下さい。ウルフルズで「笑えれば」。
おわり