"二人は未知の世界へと向かっていった。"
色んな日本の世論情勢を巻き込んだ小説だと思いました。
映画を見る前に読んでおこうと、読み始めたのですがあっという間に読めてしまい面白かったです。
良い意味でも、悪い意味でも、展開を最後まで見せずに「犯人が誰なのか?」を明かさずストーリが進行していて視聴者が飽きないような "映画らしい内容"だと思いました。
ただ、組み込まれているキーワードには、いじめ、モンスターペアレント、家庭内暴力、学校内の不正...など昨今の世論情勢を盛り込んで、そこに一石を投じたい強い意思と、最後に少年達への負けずに明るい希望を持ってほしいという想いも盛り込んでいるなと感じました。
そんなことが読み取れる素晴らしい小説です。
これから映画を見るのが楽しみです。
おわり