面白い、とにかく面白い鈴木敏夫さんの自伝だった!
鈴木敏夫さんのアニメージュ時代の編集者としての働き方、スタジオジブリでのプロデューサーとしての働き方。そしてコピーライターとしての作品。
それぞれの時代での情勢や環境は違うのですが、考え方は共通点があり面白かったです。
またジブリ映画が出来上がるまでの裏側が詳細に載っていて面白かったです。鈴木敏夫さんを知らなくてもジブリファンなら楽しめる一冊になっていると思います。
この本を知ったきっかけが鈴木敏夫さんのラジオ「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」でした。
ちょうどこの本の特集会があり、流して聴いてたら面白く「これは本をちゃんと買って読んで後に聞いた方が良いな」と思い、ラジオを一時停止して買いました。
本は結構厚いのですが、あまりに面白く届いたその日の内に読んでしまいました。
個人的にこの本の中で鈴木敏夫さんが書いた題字を取り上げたページがあり、この中の作品が心に響く文体があり良かったです。
思わず声に出してみたくなる、そんな作品が沢山載っています。
興味がある方は是非一読してみてください。
おわり