PHPカンファレンス沖縄に参加してきました。
因みに自分はLT枠で登壇してきました。
タイトルは「Laravel Pipe Dreamを使って 素早くプロジェクトを始める」です。
こちらでもまとめているので良ければご覧ください。
スライドでも紹介してますが、Laravel Pipe Dreamは、アプリケーションスキーマを記述する事で、Laravelで必要なファイルを簡単に生成する事ができるパッケージです。
Laravel Pipe DreamをLTの題材にした理由
きっかけは、redditの記事です。
作者本人が「使ってみて!」と投稿して、自分で触ってみたら、あまりに衝撃すぎて「これは凄い..!でも、全然話題になってない...! 騒いでいるの俺だけ...!しかし、どこかでこのネタを伝えたい...!」というのが最初の動機だと思います。
その後、Laravel Newsでもとりあげられてちょっと話題になりました。
そんな感じでどこかの勉強会で発表するネタとして温めていたのですが、塩漬けされず無事にPHPカンファレンス沖縄で発表する事ができて良かったです。
LTについて
LT枠で喋るの凄く久しぶりなのですが一番最後だったので、発表直前になるにつれて緊張が高まっていきました。
めちゃくちゃ緊張してきたので、早くアルコールいれたい
— Futoshi Endo 🎮 (@Fendo181) October 12, 2019
胃がはちきれそうなので早くLTしたい #phpconokinawa
— Futoshi Endo 🎮 (@Fendo181) October 12, 2019
それと、当日台湾のLarevelコミュニティから参加されているエンジニアの方が数名いて「日本語のスライドだとわからないよな〜」と思って、急遽スライドを英語に書き直して、自分が日本語で喋る形で頑張りました。
それもあって、緊張してたかもです。
結果、5分に話が収まったので良かったです!終わった後の開放感は最高でした。
懇親会始まったー#phpconokinawa pic.twitter.com/2T2c7pJGIs
— Futoshi Endo 🎮 (@Fendo181) October 12, 2019
気になった発表について
バーチーさんの脆弱性の話だったり、うゐろうさんの、「開発の速度と設計に関わる、『正しい意味で』プログラムを書く」話や、東口和暉さんの「割れ窓」を増やさないためのコード設計」の話とか沢山あるのですが、全部書くと文字数が大変な事になるので、特に気になった発表について書こうと思います。
suzukenさんがランチセッションで発表された 「小さな機能、大きな仕事 」が印象に残っています。
発表の中で「継続的なプロダクト開発でありがちな問題」という内容を喋られた時に心の中で同意の嵐で絶叫していたのですが、その時点でこの発表は今後自分が今取り組んでいる課題のヒントになると思い、真摯に耳を傾けていました。
ソフトウェアというのは常に変化に晒されるものです。
ですが、その変化に耐えれれなくなった頃には変更がしづらく、手がつけられなくなります。しかし、上からは「機能を追加してほしい!」と依頼が来るので、仕様が把握できてない状態で追加します。
そうなるとまた複雑性が増えていくといった感じで、負のサイクルが出来上がっていくのですが、suzukenさんの発表ではそういった問題が起きた際に、どこから手をつければよいのか?、複雑なコードに対してどのようなアプローチを取ればよいのか?について、わかりやすく解説されていて、個人的にとても勉強になりました。
方針としてはスライドにも書いてありますが、小さく作って試してリリースを繰り返すという事が大事、そしてコード自体の複雑性を増やさないようにする事が重要である事を学びました。
また、懇親会の時にも、現状抱えている課題について軽く相談した際に、具体的なアプローチを教えて頂き、本当にありがとうございました!
次にShengyou Fanさんの「Build the team, grow the community」です。
#phpconokinawa でJetBrains developer advocateの@shengyou が自身の企業経験、コミュニティ運営の経験をベースにしたセッションを提供しています。 pic.twitter.com/vjM84GKrf1
— JetBrains Japan (@jetbrainsjp) October 12, 2019
発表の内容は仕事でVisual Driven開発を取り入れた話と、台湾のLaravelコミュニティであるLaravel道場と、LaravelのカンファレンスであるLaravelConfTaiwanの活動についてです。
個人的に驚いたのが台湾でのLaravelコミュニティ活動は台湾の全域で行われているのと、大学に行って学生にも教えているという話が印象に残っています。
また、LaravelConfTaiwanで余ったお金を象の飼育や、鯨の保護にも使われている話があったり等、エンジニアコミュニティが枠を超えて社会の活動へと繋がっているのが驚いたと同時に、素晴らしいなぁと思いました。
LaravelConfTaiwanは来年も開催されるということで機会があれば是非参加してみたいです~!
PHPカンファレンス沖縄に参加して思った事を語りたい
地方のカンファレンスに参加したのが今回初だったという事もあって、すごい新鮮でした。その中で感じたのはエンジニアコミュニティの繋がりの強さです。
沖縄でのエンジニアコミュニティの温かさもそうですが、台湾からも参加したり、東京や北海道から参加したり等、様々な場所から参加されます。その中でPHPという共通の話題で、国とか場所関係なく、初めてあった人とその場で技術について語れるのは凄く良い事だなと思った次第です。
「そんなの勉強会やカンファレンスでは当たり前だよ」と言われてしまえば、その通りなのですが、地方という知らない場所だからこそ、それを強く実感したのが個人的に思った事でした!
PHPカンファレンス沖縄にきて、台湾のLaravelコミニュティの方々と繋がれたのが最高の思い出です🍻
— Futoshi Endo 🎮 (@Fendo181) October 12, 2019
謝謝〜!☺️#phpconokinawa pic.twitter.com/hGKBEg6RRJ
😊😊😊#phpconokinawa pic.twitter.com/5GGSACLPKA
— Futoshi Endo 🎮 (@Fendo181) October 12, 2019
改めて、カンボさんはじめ、PHPカンファレンス沖縄の運営に関わった皆様、本当にお疲れ様でした!
おわり!