この本では、二つの視点から「後回し」をしない技術について紹介してる。
一つ目の視点は、著者の経験則からの視点で、著者は大学教授で色んな人からメールや、相談を受けている。その中から実際に後回しになったしまっている経験を紐解いて、「どうしたらすぐにできるのだろうか？」と前を向かすように説いてる。
もう一つの視点は、社会実験や過去の事象からわかっている事実に基づくアドバイスが書かれている。
ただ、お気持ちだけの話に留まらず、すぐ実行する為の具体的な方法について語られており仕事だけではなく良い習慣をみにつけたい人にも刺さる内容だと感じました。
本の中で紹介されて気になった箇所がいくつかあった。その中でも響いた内容として以下の説明が残りました。
人間は重要だけれどもやりたくない仕事(頭を使わなくてはならない仕事)があるとき、単純な仕事(頭をあまり使わなくてもいい仕事)をする事で、ストレスから逃げようとする傾向がある。
読んでいて思い当たる節が多く、「たしかに...!」という気持ちになった。
そしてこの状態を脱却するには「逃げてしまっている本当の仕事は何か?」を考え、整理した上で順番に進めていくと良いと書いてあった。他にもすぐに実現したい内容が書いてあったので、何度か見返しながら実践していこうと思う。
