MAMORIOを買いました。
MAMORIOは財布や鍵、携帯、電子器具などの身の回りの私物の落とし物防止として使うのが、正しい用途だと思いますが、今回のケースでは社内の備品管理として使うのはどうか?と想定して考えてみました。
因みに僕は最近社内で、防災ヘルメットを失くした前科持ちになります。
mamorio届いたので、早速防災ヘルメットにつけた。 pic.twitter.com/EJFXcazOK9
— えんどぅー (@Fendo181) 2018年5月14日
今回は会社の備品管理を想定していますが、財布や鍵など、一般的な使い方に関しては探せば記事が出てくるので参考に以下の記事を読んで見て下さい。
落し物を防止・追跡できるMAMORIO(マモリオ)を導入したぞ!!
前置きはこれぐらいにして早速MAMORIOの性能がどんなものか見ていく為にセットアップをしていきましょう!
会社の備品管理として使ってみる事については、最後に載せたので「俺はもうセットアップ済みで、ターンエンドだ!」な方は飛ばして読んで下さい。
セットアップ方法
これがMAMORIOです。
注文してから3日ぐらいで家に届きました。
「なくすを、なくす」
箱がシンプルで良いです。開けて本体を取り出してみましょう。
最初は絶縁シートが挟まれている状態でご対面です。
MAMORIOの大きさですが、思ったよりも小さいです。
言葉だけだと、わかりづらいので比較画像を用意しました。
比較するとこんな感じです。
以前福岡の同期から送られてきた「うまかっちゃラーメン」が机にあったので登場してもらいました。災害時の非常食です。賞味期限はもう期待できないです。
写真見れば一目瞭然ですが、名前ペンの大きいペンキャップと同じぐらいです。
公式みると3.55cmと書いてあるので、この大きさなら財布とかに適していますね。
中の説明書を取り出して使い方を確認します。
(カメラアプリの不具合でなんか赤くなってしまっていますが、ご了承下さい)
説明によるとまずは、専用のアプリがあるのでそちらをダウンロードしてから使うようです。
iOSと
Andoroid両方のプラットホームに対応してます。
今回はiOSのアプリで検証してみます。
ここで下にあるビデオツアーがあるので一通り見てみてみると良いです。
ペットの例とか出てきて「あっこんな使い方あるんだ、へぇ〜」ってなります。
サインアップに必要なのはメールアドレスとパスワードだけなので30秒ぐらいで登録が完了できます。早い。
次に手元にあるMAMORIOをアプリに登録させます。
検出されると、次に見守り対象の登録に進みます。
まずはカテゴリー登録から
カテゴリー登録が完了したら見守り対象の写真と、設定をして登録を完了させます。
できました。
ここまで
(1)ユーザ登録→(2)タグ検出/登録→(3)カテゴリ登録→(4)見守り登録→(5)登録完了画面
の5ステップでできます。すごいサクサク登録できます。
登録が完了すると諸々、位置情報の許可設定とか、通知設定を求められるので許可します。
MAMORIOの通知にはBluetooth機能を使います。
Bluetooth機能をオフにすると見守り機能が停止してしまうので、常にBluetooth機能をONにしている必要があります。
BluetoothをONにして、早速使ってみる事にします。
こんな感じで表示されます。
位置が離れている気がしますね。
地図をクリックして、地図の詳細情報を確認してみます。
青が現在位置で、黒がMAMORIOのタグをつけた忘れ物の位置にになります。
見ると手元にヘルメットがあるにも関わらず、地図だと現在位置から離れてヘルメットが外へ逃げたみたいになっています。
MAMORIOに載っている説明によると
MAMORIOの電波は金属によってさえぎられたり、端末やOSの違いにより手元にあるにも関わらず断然する事がある為、アプリは電波が途絶えた後に一定時間まってから通知を行います
と書いてあるので、恐らく会社だと電波状況が悪くてこんな、現在位置から離れてしまっているのかなと推測しました。
只ここに関しては紛失通知のタイミングを調整する事で改善できます。
デファルトだとおすすめ(120秒)で設定されているのですが、ここを短くすると位置情報の精度が上がる事に気付きました。
こんな感じに30秒で縮めてみます。
この後会社を出てしまったので、防災ヘルメットから自分の財布にMAMORIOを入れて再度タイミングを30秒に変更して検証した所、見事に手元に近い所を指しています。
ただ1階とか、2階とかまではわからないですが、思った以上に精度が上がっていて凄いです。
MAMORIOは内部にバッテリーがあり、最大で1年間をもつと言われてますが、通常だと通常8ヶ月〜10ヶ月がバッテリーの限界みたいです。
ref:電池寿命について
ただし、180日(6ヶ月)立ったMAMORIOをバッテリー交換をする場合は通常販売価格の半額で新しいものと交換できるみたいです。これはユーザがまたリピートしてくれるので良いですね。
ref:OTAKIAGE(おたきあげ)でMAMORIOを交換する方法は? – MAMORIO
会社の備品管理として使う。
やっと本題です。
MAMORIOの使い方についてはこれぐらいにして、ここからは真面目に会社の備品管理として使う用途を考えてみます。
僕が個人的に、いいなぁと思ったのが「クラウドトラッキング機能」です。
例えば、MAMORIOを入れた財布などを落としてしまった場合に、MAMORIOに登録している他のユーザーが、紛失中の財布の近くを通りかかったときに、その地点の情報がサーバーを経由して持ち主のスマートフォンに届くため、紛失物が現在どこにあるかわかる機能です。
つまり、これはMAMORIOのユーザが多いければ多いほど、このクラウドトラッキング機能によって落とし物が見つかる可能性が上がる事を意味しています。
なので今回のケースで言うと社内に導入され社員に支給されたら、少なくとも社内で備品を無くしたとしても、他のMAMORIOを持っている同僚の方が見つけて通知をくれるのですぐに見つかるようになりますし、周りに探す手間をかける事なく、颯爽と取りにいけるので良いなと思いました。
それからMAMORIOはLINEなどのチャットアプリやスマート・スピーカと連携できます。なので、わざわざアプリを開かなくてもすぐにどこに忘れ物があるのかを確認できる事も可能になります。
今回は例としてLINEを使ってみました。ここから友達追加をします。
登録して無いものを探そうとすると、綺麗にスルーされます。
こんな感じにLINEからでもすぐに、忘れ物が確認できますね。
まとめ
今回は防災ヘルメットとかで考えてみたのですが、会社の備品例えば、支給されている携帯や、コーポレートサイトの写真を撮影する為に共同のカメラ、場合によっては大事な情報が入っているUSBメモリとか、どれも失くしてしまったら個人情報漏洩や、社会的信頼損失に繋がり、会社に損益を与える可能性は当然あります。
こういったものを社外でなくしたり、あるいは社内でなくなった場合を防ぐ為に、MAMORIOをつけて事前に防ぐ事は十分に可能だと思いました。
またサイトを見る限りだと積極に他の会社のアプリケーションのサードパーティと連携をしていて、将来的にはIFFFT とかにも登録できたらもっと可能性が広がると思った次第です。
そんな感じでオチとかないんですが、結論言いたいことは
- MAMORIOは良いプロダクトです。
- 社内の備品管理として導入して、十分に効果は期待できます。(ただし、ここでは経費の事は無視するとする。)
- 防災ヘルメットはちゃんと手元に見える所に置いとく。
です。
おわり
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- 出版社/メーカー: MAMORIO
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